大震災が発生した場合、被害が少ない地域(被災地外の施設)から被害の大きい施設(被災地内の施設)へ迅速かつ円滑な支援(相互応援)を行うことが求められます。本書では、それを検証するために実施した3訓練の事例を掲載しています。災害時の相互応援についてより具体的に考えていただくきっかけとなり、施設間・地域間の協定締結等に結びつければ幸いです。
商品詳細
はじめに 本書の作成にあたって 目次 ≪第1章 相互応援編≫ 1.相互応援の必要性 2.震災時の東京の特性 3.被災地内施設の対応 4.被災地外施設の対応 5.事前対策 6.相互応援に係る課題 ≪第2章 訓練編≫ 1.訓練1(被災直後の他施設への移送訓練) 訓練の概要 訓練の風景 2.訓練2(震災4日目以降の高齢者の移送等訓練) 訓練の概要 訓練の風景 3.訓練3(応援職員の受入れ訓練) 訓練の概要 訓練の風景 ≪第3章 資料編≫ 1.武蔵野市における災害時要援護者対策 2.都内高齢者福祉施設の震度分布予測 3.災害対策本部会議 4.移送トリアージの実務 5.階段での移送時の留意事項 6.移送先選定の実務 7.情報提供書 8.受入れ場所の設置 執筆者・協力いただいた施設・委員名簿