平成28年10月に知的発達障害部会が発行した「気仙沼と東京で生まれた絆―東日本大震災復興支援記録集」をもとに、多くの方に気仙沼と東京で生まれた絆を知ってもらうために作成しました。 平成23年3月11日に起きた東日本大震災。この事態を受けて、現地で被害に遭われた障害を持つ方々のために支援ができないかと、東社協知的発達障害部会と東京都発達障害支援協会による合同災害対策本部(東京支援チーム)が立ち上がり、3月末から気仙沼での支援を開始しました。そして今、5年間の経過の中で東京と気仙沼に新しい福祉をめざす仲間としての絆が生まれています。 このブックレットでは気仙沼の仲間8名と東京支援チームのメンバー19名が気仙沼で過ごした日々を振り返り、感じたことやそれぞれの想いをありのままの言葉でつづっています。
商品詳細
第1章 復興支援チーム5年間の活動 気仙沼と東京で生まれた絆、私たちが大切にしてきたこと 復興支援チーム5年間の活動概要 第2章 気仙沼を支えた方たち 判断、そして決断 震災後の歩みと現実、そしてこれから 震災を経験して 東京支援チームの皆さんとの4年間を振り返って ご支援いただいた全ての皆様へ感謝 東京の復興支援チームによる送迎支援で通学可能となる 500年から1000年に一度?の地震と遭遇(回想) 震災を経験して 第3章 気仙沼へのそれぞれの想い 東日本大震災の支援活動から学び、今後の大災害に備えよ 5年間の支援を振り返って 現地支援者コーディネーターとして 現地調査に入って 東京支援チームの始動~どのように支援に取り組んでいくか~ 震災から1か月後 東京支援チームにできたこと 派遣職員の心のウォームアップ・クールダウン ~派遣オリエンテーション~ 学校送迎のマニュアル作成・チーム支援について つながりの大切さを実感 復興支援の肝は利用者支援の本質だった 被災地派遣で感じたこと アーバンチャペルでの支援を通して 未曾有の震災 辛い体験をしながらも前に進んでいく「第二高松園」のみなさん 被災地で子どもたちと 四年間を振り返って 屋敷荘を拠点として 関わりを続けることが大切 第2の故郷で出会い、働き、暮らしを通して大切にしてきた「感謝と笑顔の力」 新たなニーズでつながりつづける 資料編 被災地派遣活動報告抜粋(第1期 H23.3.27~H23.4.12) 執筆協力者 編集後記/東日本大震災復興支援記録集編集委員