◆概要◆
前回の「保育園における働き方改革と保育業務の実態」調査では、保育士の配置基準見直しが、今後の働き方の課題解決に重要だと感じている保育士が多いことがわかりました。そこで、今回は「配置基準の見直し~見直すことでこんな風に変わっていける~」調査を行いました。この調査では、職員不足の実態を明らかにし、保育の質を保つための理想的な配置基準を知ることで、前回調査の課題である「ノンコンタクトタイム」「産休育休」「介護休暇」「不適切保育」などの問題が改善される、その足掛かりになることを願っております。調査には450以上の会員園から回答をいただきました。また、報告作成に向けて行ったヒアリング調査では都内11 園に協力をいただくなど、貴重なご意見をお聞かせいただきました。本報告書が保育業界全体の質の向上や保育士のライフワークバランス実現など、配置基準の見直しの一助として活用いただければ幸いです。