近年働き方改革が推進される一方で、保育現場に求められる業務は増加しており、現場では「働き方改革」に取り組むことの困難さを感じています。また、国の施策で保育現場の業務省力化のためのICT補助が出されていますが、保育業務は対人支援が主であることから、これは業務量のわずかな軽減に留まっているように感じられます。 これらのことをふまえ、東社協保育部会では、会員園の主に現場職員を対象に保育士業務の実態を調査し、その結果をまとめ、提言に結びつけました。保育業務の現状と課題、そして提言を、行政や関係機関等にも広く知っていただきたく、本書を出版しました。
商品詳細
はじめに 本調査研究事業について 調査実施のあらまし 第1章 「保育園における働き方改革と保育業務の実態」に関する調査結果 Ⅰ 本調査の結果と考察(単純集計・クロス集計) 1 本調査の結果と考察(単純集計) 2 本調査の結果と考察(クロス集計) 第2章 座談会 問33 保育士として働くことの課題について(令和4年3月17日調査研究委員会実施) (1)配置基準について (2)社会的地位の向上・誇り・責任について (3)コミュニケーション(職員のメンタルフォローや保護者対応)について 第3章 総括 Ⅰ 提言 第4章 資料編 Ⅰ 「保育園における働き方改革と保育業務の実態」に関する調査票 Ⅱ 東京都社会福祉協議会保育部会 調査研究委員会 委員名簿