東社協高齢協支援センターのネットワーク委員会では、これまで地域包括支援センター職員が取組む地域との連携やネットワークづくりに焦点をあて、ヒント集の発行や研修の実施をすすめてきました。今回は、「地域診断」から住民主体で「地域づくり」に取組むまでの段階について検討を重ね、住民と一緒に地域診断をすすめるためのヒアリングシート「我がまちシート」を完成させました。 地域の客観的データの収集はもちろん、地域のさまざまな課題を「他人事」から「我が事」へ転換していけるようなワークシートとしても活用できるよう工夫しています。地域包括支援センター職員と地域住民が目標となる地域像を一緒に考え、ゴールに向かって未来志向型で地域づくりをすすめるツールとして、「我がまちシート」をご活用いただければ幸いです。
商品詳細
はじめに 第1章 ヒアリングの構成と我がまちシートの使い方について 第2章 我がまちシートを使ってみました 第1節 ビルやマンション居住者が多い都市部での生活(台東区) コラム 模擬地域ケア会議に参加して感じたこと 第2節 歴史と伝統の中で継承されてきた地域の絆(千代田区) 第3節 不便を不便と感じない力(府中市) 第4節 国分寺市が好きだから(国分寺市) コラム 住民が主導するネットワークの強みとこれから 第5節 我が町の強みは、地域への愛着が一番(町田市) コラム メンバーで、街を歩いてみました 第3章 (論説)地域診断と福祉分野におけるパラダイム転換 第4章 (論説)改正社会福祉法と福祉分野におけるパラダイム転換 おわりに 参考資料 我がまちシート 支援センターのネットワーク委員会名簿