近年、社会的孤立をはじめとした、ひきこもり、孤独死、虐待、ゴミ屋敷、育児困難、失業後の再就職困難等が社会的課題となっています。今後、さらに地域ごとの特性等をふまえた、地域のニーズへのきめ細やかな対応や新たな福祉課題に取り組んでいくためには、大都市の強みを活かした、住民による地域づくり(地域福祉)、東京らしい支援のしくみづくりが必要となります。 東社協では、平成28年9月に「東京都地域公益活動推進協議会(以下、推進協)」を 設立しました。推進協は「各社会福祉法人」、「区市町村域の連携」、「東京都域の連携」の3層のしく みを打ち出し、各層での地域公益活動を推進しています。
本事例集では、そのうちの「区市町村域の連携」である地域ネットワークによる取り組みについて、14区市のネットワークの事例を掲載しています。各地域の実情、ニーズをふまえ、社会福祉法人と社会福祉協議会が中心となり、地域の多様な機関・団体が連携をしていくことで、地域共生社会づく りにつながる取組みをすすめています。
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地域のニーズにこたえる ~社会福祉法人による地域公益活動の取組み事例集~
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