福祉の魅力を最も的確に伝えられるのは、他の誰でもなく福祉現場のみなさんです。いま、キャリア教育の推進のため、小・中・高校生が福祉分野にも職場体験に来ています。これこそ「福祉」が魅力あるものであることを伝える絶好の機会のひとつと位置付け、東京都社会福祉協議会では「福祉の魅力可視化プロジェクト」を立ち上げ、福祉施設が職場体験受入れの際に使える各種ツールの開発を検討しました。そして、1年半の取組みを通じて完成したのが、このハンドブック『私たちが中学生に伝えたい福祉の魅力』です。これまで以上に、福祉の魅力を伝えられる職場体験を企画し、みなさんの大切な思いや価値観、福祉は人とかかわれて魅力ある仕事であることを伝えるために本書を活用してください。